糖尿病の診断基準にヘモグロビンA1cを推奨 専門委員会

ヘモグロビンA1cを推奨
(2009/6/30、47ニュース)
米糖尿病学会、国際糖尿病連合、欧州糖尿病学会でつくる専門委員会は、糖尿病の診断基準として、過去1~2カ月の平均血糖値を反映する「ヘモグロビンA1c」値を推奨すると発表した。
日本でも、「糖尿病:診断基準を見直しへ ヘモグロビンA1c(HbA1c)に」が話題になっていましたが、世界的な流れとなっているようです。
糖尿病の診断基準にヘモグロビンA1cを推奨している理由として考えられるのは、
専門委は、A1cが糖尿病網膜症などの合併症発症と関連していると評価。
しているからのようです。
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糖尿病透析患者は足のケア重要 足湯フォーラム

佐賀県の足湯フォーラムにて、糖尿病透析患者の足の病気と治療法を紹介する市民公開講座が行われたそうです。
糖尿病透析患者は足のケア重要 足湯フォーラム
(2009/6/21、佐賀新聞)
透析患者の5割を占める糖尿病患者。
足の患部の潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)など「足病変」を引き起こしやすく、足を切断する場合もある。
糖尿病の合併症になると、最悪の場合、足を切断することもあるそうです。
j公開講座の中では、以下のようなことを紹介したそうです。
歩くのが疲れ、傷が治りにくいなど初期症状の段階で発見する大切さを強調したり、運動療法や薬物治療をはじめとする足のスキンケアなどを紹介したりした。
初期の段階から発見できるように、こうした情報をより詳しく知りたいですね。
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病気・症状

糖尿病治療には「糖尿病」専門医の選択がポイント

「糖尿病」専門医の選択がポイント 状態、飛躍的改善へ
(2009/5/1、産経新聞)
厚労省が平成19年に行った調査によると、糖尿病が強く疑われる人は国内に890万人、可能性が否定できない人は1320万人。
合わせて、国民の約6人に1人に糖尿病の傾向が見られる。
しかし、糖尿病は合併症を起こさない限りは自覚症状がほとんどないため、患者の理解は低い。
同じ調査で「糖尿病が強く疑われる」人の約4割が、「ほとんど治療を受けたことがない」と回答している。
加えて、治療中の患者でも、合併症が起こらないように状態をコントロールし続けるのは簡単ではない。
血糖値だけでなく、血圧や悪玉コレステロールなどの値を正常にし、患者の生活スタイルに合わせた治療が必要だ。
糖尿病または糖尿病予備軍は増加傾向にあるといわれています。
ただし、糖尿病の症状ははじめのうち、痛みなどの自覚症状がないため、検査で血糖値が高かったり、治療が必要といわれても、自己管理ができず、そのまま治療を受けない人が多いようです。
糖尿病を早期の段階で予防・改善を行うには、専門医による適切な管理が必要なようです。
しかし、糖尿病といっても、治療法は100人いれば100通りの治療法があるそうです。
医師選びには、糖尿病の治療法の選択肢が多い医師を選択することが重要になりそうです。
日本糖尿病学会の渥美義仁理事は「糖尿病は医師が薬を調整すれば足りるといった病気ではない。
患者の食事や運動、生活などあらゆる要素が治療にかかわってくる。
100人いれば100通りの治療があり、選択肢の多い医師にかかる必要がある」と、医師の専門性を重視する。
糖尿病の専門医はどれくらいいるのでしょうか。
また、患者が糖尿病専門医を探す目安とは何でしょうか。
しかし、患者数に比して、専門医は多くない。現在は約3900人で、単純計算では、1人の専門医が約5700人を見なければならない。
専門医は同学会のホームページで検索できるが、地域にいない場合もあり得る。
<中略>
では、患者が医師を探す目安は何か。渥美理事は「専門医以外に、日本糖尿病協会の登録医制度があり、糖尿病の治療に携わる地域の医師が多数、登録しているので参考にしては」とアドバイスする。
糖尿病患者または糖尿病予備軍は増加傾向にあることから、もっと多くの糖尿病専門医を増やす必要がありそうですね。
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2017年の糖尿病治療剤市場は3770億円と予測<富士経済>

富士経済、高脂血症・糖尿病治療剤などの国内市場を調査、2017年の糖尿病治療剤市場は3770億円と予測
(2009/4/4、マイライフ手帳@ニュース)
2017年の糖尿病治療剤市場は3770億円を予測(08年比47.5%増)。
高齢化に伴い糖尿病患者数が増加、重症例の増加や罹患期間の長期化も考えられるなどが明らかになった。
記事によれば、今後も糖尿病の患者数が増加や合併症など重症化する患者の増加が考えられるため、糖尿病治療剤市場は拡大していくという予測なのだそうです。
できれば、糖尿病治療薬に頼らないで済むようにするためにも、食事療法や運動療法で糖尿病の予防を行なっていきたいですね。
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糖尿病の人は動脈硬化症に注意

続・糖尿病50話:第46話 動脈硬化症に注意を
(2009/2/17、毎日新聞)
糖尿病では、糖尿病でない人の数倍も、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの動脈硬化性疾患がおこりやすいと言われています。
動脈硬化症はかなり進行しても、ほとんど無症状なので、症状や肥満の有無にかかわらず糖尿病では動脈硬化症の検査が必要です。
糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて、動脈硬化性疾患になりやすいそうです。
そのため、糖尿病になった人は、心筋梗塞や脳梗塞を予防するためにも、動脈硬化症の検査が必要になるそうです。
記事によると、動脈硬化症の検査としては、心電図やエコー検査など簡単な検査でもかなりのことが分かるそうです。
*これに加えて、頸動脈エコーを行うとさらに良いようです。
このように、早期発見はとても大切なことですが、もっと大事なことは動脈硬化症が進まないようにすることでしょう。
高血糖のみならず、高脂血症、高血圧、肥満、喫煙などは動脈硬化症の原因になることが知られています。
禁煙・肥満是正などの生活習慣改善は基本的な動脈硬化症の治療です。
動脈硬化症の予防には、
一つは早期発見のための検査を受けること、
そしてもう一つは、動脈硬化症の原因となる高血糖・高脂血症・高血圧・肥満・喫煙など生活習慣を改善することが重要となります。
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糖尿病の運動療法の進め方

糖尿病講座:(20)運動療法の進め方
(2009/1/27、毎日新聞)
糖尿病では血液中の糖が慢性的に高い状態ですので、運動によって糖などのエネルギーを消費することは、継続的な血糖値のコントロールに非常に有効です。
また、いわゆるメタボリックシンドロームで認められる肥満や高血圧、脂質代謝異常の改善にもつながるため、こうした病気を合併している患者さんにも効果が期待できます。
運動療法は、大きく有酸素運動とレジスタンス運動の2種類に分類されます。
有酸素運動は酸素の供給に見合った強度の運動を持続して行うことにより、糖や脂肪をエネルギーとして消費します。
レジスタンス運動は主に抵抗負荷に対して動作を行う運動で、強い負荷強度で行えば無酸素運動に分類されますが、筋肉量の増加による基礎代謝量の増加や加齢に伴う筋委縮予防が期待できます。
糖尿病の方が、運動することは血糖値のコントロールに役立ちます。
また、運動は、糖尿病の方だけでなく、メタボリックや肥満、高血圧、脂質異常症(高脂血症)の改善にも役立つことが期待できます。
■運動療法の種類

有酸素運動 : 糖や脂肪をエネルギーとして消費
レジスタンス運動(無酸素運動) : 筋肉量を増やし、基礎代謝の増加

ただし、運動療法を行う場合は、合併症が悪化する可能性もあるようですので、自己判断で行わずに、事前に担当医と相談して、安全な運動内容を決める必要があるようです。
また、記事によると、
運動療法のタイミングとしては、血糖値の上昇が認められる食後1時間前後に行うのがよい
とされているそうです。
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糖尿病患者は心血管疾患の発症リスクがそうでない人の約4倍

続・高血圧と脳・心臓病50話:第42話 糖尿病のリスク
(2009/1/14、毎日新聞)
糖尿病患者さんの心血管疾患発症率はそうでない人の約4倍と高く、糖尿病のリスクは、加齢に換算すると15年分に相当します。
一方、厚労省の07年国民健康・栄養調査で、わが国において、糖尿病が「強く疑われる人」は約890万人(02年調査は約740万人)、「予備軍」は約1320万人(同約880万人)と、著しく増加していることが分かりました。
糖尿病患者の場合、そうでない人に比べて心血管疾患発症率は約4倍なのだそうです。
糖尿病または糖尿病予備軍が増加傾向にあり、心配されます。
糖尿病による血管障害には、眼、腎臓、末梢(まっしょう)神経の病気をおこす細小血管障害と、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞=こうそく)を代表とする大血管障害の二つがあります。
細小血管障害の発症には、糖尿病を発症してからある程度以上の期間が必要ですが、大血管障害は、予備軍の時期から発症するといわれています。
欧米の研究では、虚血性心疾患のリスクは、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が正常範囲から連続的に上昇することが示されており、予備軍の段階から心血管疾患への対策が必要となります。
この部分を見やすくまとめて見ました。
糖尿病による血管障害

細小血管障害 
例:目、腎臓、末梢神経の病気
糖尿病を発症後ある程度の期間が必要
大血管障害  
例:虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
糖尿病予備軍の時期から発症
そのため、糖尿病予備軍の時期から心血管疾患への対策が必要。

心血管疾患対策のためにも、糖尿病予備軍の段階から、食事や運動などの生活習慣の改善を行いましょう。
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糖尿病

糖尿病の予防・治療には食事の改善・運動・健診が大切

【主張】糖尿病 食の改善と運動が大切だ(2009/1/13、MSN産経)
「糖尿病」が疑われる成人は2210万人に上ることが厚生労働省の調査で分かった。
5年前に比べ1・4倍にも増え、成人のほぼ5人に1人が該当する計算でまさに国民病である。
糖尿病または糖尿病予備軍と考えられる人が増加しているようです。
成人の5人に1人とも言われています。
【参考記事】
糖尿病、予備軍含め2210万人=1年で340万人増、成人の2割-厚労省
世界の国々でも糖尿病が問題になっています。
早期の発見と早い治療、それにライフスタイルの改善が糖尿病治療の決め手となる。
血糖値が高い人は早く専門医の診察を受け、血糖をコントロールする治療に専念したい。
年末年始はお酒と摂取カロリーが増え油断した人も多いだろう。
糖尿病患者とその予備軍は注意したい。
糖尿病の予防・治療には、生活習慣の改善が大切です。
糖尿病になっている人は、血糖値をコントロールするためにも医師からのアドバイス通りに生活を改善していく必要があります。
糖尿病とはこうである。
膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリン(血糖を減少させるホルモン)の量が不足し、その働きが妨げられたりして血糖値の高い状態が長い間続くと、毛細血管に障害が出て網膜症、脳卒中、腎症などの合併症を引き起こす。
最悪の場合、失明や壊疽(えそ)による足の切断もある。
糖尿病で怖いのが合併症です。
糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などの合併症になると、失明や人工透析、最悪の場合は、足を切断する必要が出てきます。
ただし、糖尿病の症状はほとんど自覚症状がないため、日頃からの生活習慣の改善と定期健診が重要となってきます。
しかし、この記事によると、糖尿病が強く疑われる人でも治療を受けたことがない人が4割にも及んだそうです。
しかし、今回の調査で治療状況を調べたところ、「強く疑われる人」890万人のうち、治療を受けたことがない人が4割にも及んだ。
特定健診対象年齢の人は、メタボ対策の特定健診・保健指導(メタボ健診)をうまく活用するなどして自身の体の状態を把握するようにしてください。

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「糖尿病」 治療怠ると医療費5000万円 早期治療患者の6倍にも

「糖尿病」 治療怠ると医療費5000万円 早期治療患者の6倍にも(2008/12/11、産経新聞)
国民病の糖尿病は、早期から治療に努めなかった患者の生涯医療費が5000万円超と、治療に励んだ患者の6倍にも上ることが10日までに、専門医が初めてまとめた症例別推計で分かった。患者は毎年50万人増え、2年後には1000万人を突破する見込みだが、半数は未治療や治療放棄者だ。
糖尿病の早期の段階での治療を怠った患者の生涯治療費が5000万円超と、糖尿病治療に励んでいる患者の6倍になるそうです。
糖尿病と診断されているにもかかわらず、治療をうけない人や継続できずにやめてしまう人が多いようです。
現在、糖尿病または糖尿病予備軍の人は急増しています。
厚生労働省の調査では、血糖の指標となるヘモグロビンA1c(赤血球タンパクとブドウ糖が結合したもの)値が6・1%以上の「糖尿病が強く疑われる人(治療中を含む)」は平成9年に690万人、同5・6%以上6・1%未満で未治療の「糖尿病を否定できない人(糖尿病予備軍)」が680万人だったのが、14年に880万人と740万人、18年は820万人と1050万人に急増した。
糖尿病が増加している原因は、食事の変化と運動不足、遺伝などだといわれています。
糖尿病820万人のうち治療を受けているのは410万人で、このうち141万人(34・4%)は血糖制御が順調で、深刻な合併症を防いでいる。
未治療・治療放棄の410万人と、治療しても血糖制御が不調な269万人の計679万人は、合併症の危険が高い。
「合併症は軽症段階から心筋梗塞や脳卒中、10年以上続くと透析が必要な腎障害、5~6年で末梢(まっしょう)神経障害が出て、重症化すれば足が壊疽(えそ)して切断することも。
糖尿病網膜症や緑内障は7年以上で出ることが多く、重症なら失明する」
糖尿病と診断されても半数の人が治療を受けておらず、最初のうちはよいのでしょうが、その後、糖尿病の合併症を引き起こします。
合併症予防には適切な治療が肝心だ。早期なら、食事・運動療法だけで改善する人も少なくない。症状が進めば血糖降下薬なども服用。重症になれば、服薬に加えインスリン注射を毎日2回打たなければならず、合併症の危険は一層増す。
糖尿病の合併症を防ぐためにも、医師との相談の上、食事療法や運動療法などの治療が重要です。
現在、糖尿病と診断されている人が、きちんとした治療を受けるようになれば、糖尿病の合併症になる人は減少し、医療費も減少することが考えられます。
糖尿病または糖尿病予備軍と診断された人は、ぜひきちんとした治療を受け、生活習慣を改善しましょう。

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糖尿病と高脂血症

糖尿病の方は、動脈硬化が起こりやすく、その大きな原因となるのが脂質異常症(高脂血症)なのだそうです。
続・糖尿病50話:第34話 高脂血症(2008/11/25、毎日新聞)
このような糖尿病患者における脂質異常症は、狭心症、心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患や脳梗塞の強いリスクとなりますので、厳重なコントロールが必要です。
糖尿病に対する食事療法と運動療法によって、血糖値を低下させると、これらの脂質異常症はある程度まで改善します。
すなわち、中性脂肪やLDLコレステロールは低下し、HDLコレステロールは上昇します。
糖尿病の合併症を予防するためには、血糖値の低下だけでなく、脂質異常症も併せて、食事療法や運動療法によって治療する必要があるようです。
記事の中では、このようにアドバイスされています。
かかりつけの医師に、血糖値やHbA1cの値だけでなく、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(空腹時)の値も聞くように心がけましょう。
糖尿病の予防や糖尿病の合併症を予防するには、血糖値など部分、部分を見るのではなく、トータルでみていく必要があるようです。

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